漫画強い女はさみしい「天上の虹」女帝持統天皇

一人を楽しくする漫画

楽しい事を出来るだけ見つける

  1. 一人の時間を楽しくするのは好奇心
  2. 「天上の虹」すごく面白いけど、教育的にも有意義です
  3. 歴史物〜持統天皇〜のお話
  4. この中でだれが好き?

好奇心があると一人は楽しくなる

 私の両親は、理想の人間像というものをあまりにも限定的に具体的に決めつける傾向がありました。

 ところが私は親のかかげる理想像からはみ出すような事にもたくさん興味を持ち、また怒られたからといって自分の興味を捨てるようなおとなしさもなく、中高校生の頃は毎日親子で喧嘩。

 でも私はその強い好奇心があるからこそ、一人でも楽しく生きられるのではないかと思っています。

 漫画も親にほぼ禁止されたものの一つ。でも私は友達から借りて隠れて読みふけりました。

 今でもたまに自分の好きなタイプの漫画に出会ってつい読みふけってしまう事があります。そういう時間はむしろ一人でいられる事がありがたい。人としゃべりながら漫画を読む訳にはいきませんから。

読書

内容は…

教育者からみても明らかに有意義な漫画

 私の両親は厳しくて、漫画を買ってくれないだけでなく、友達に借りて読むのもダメでした。(だから隠れて読んでいたのです)

 でも、当時の親にこの「天上の虹」をみせて、これなら有意義でしょ、と反論したいと思います。

 というのは、これは日本史漫画なのです。あの、漫画で学ぶ歴史、とかそういう類の物ではなく、歴史の一部分をドラマ化した大河ドラマ的漫画。

古代

 その時代がいつかというと、古代、あの聖徳太子(今では存在しなかったかもという説も)、推古天皇のちょっと後の時代。

 中学、高校で日本史を勉強すると、「聖徳太子」「推古天皇」という人物名はテストにでるので絶対に憶えなくてはなりませんが、その後の時代の、「中大兄皇子=天智天皇」「大海人皇子=天武天皇」「藤原鎌足」という人物も絶対に憶えなくてはなりません。あと「大化改新」とか、「壬申の乱」とか。その時代のお話です。

 これを読めば、あまりに面白いので、すぐ読了してしまうし、重要人名も、出来事も憶えて、「日本史のテストに役立つ漫画よ」と、あの時の両親に教えてあげたいです。

古代の着物の刺繍

持統天皇

 女帝推古天皇のちょっと後の、これまた女帝、皇極天皇の息子、兄、中大兄皇子と、弟、大海人皇子。

 当時の有力者、蘇我氏。蘇我氏は一族の娘達を皇族と結婚させ、天皇家とがっしりからみ合って権力を握っていた。中大兄皇子はその蘇我氏の影響力を断ち切ろうと、藤原鎌足と組んで蘇我入鹿を殺す。

 天皇家の力を強じんなものにしようとする中大兄皇子。政略結婚の一端として、自分の娘二人を弟大海人皇子の妻にさせる。

現代感覚ではドロドロ

 今となると、叔父と姪の結婚て、法律で禁止すらされているし、姉妹で同じ男の人と結ばれるというのも、おぞましい感じ。でも、まあ当時は別に普通の事だったんですね。

 叔父大海人皇子と結婚した中大兄皇子の娘のうち一人が、後の女帝持統天皇。後に中大兄皇子と大海人皇子は反目する事となり、持統天皇は父と夫の間に挟まれる事になる、且つ、自分の姉も自分の夫の妻。姉妹同士いたわり合う気持ちもあれば、同じ男の人を競い合う気持ちもある。

この漫画が、漫画で学ぶ歴史的な物と違う、というのは、歴史の事実を頭に叩き込むためのものではなく、戦い、愛憎、に満ちた一大ドラマとして仕上げられているからです。

 「愛だの恋だのばかり騒いでいる軽々しい奴はダメだ。」という固い人も、「難しい話嫌い、それより私もてるようになりたい。」という恋愛で頭がいっぱいの人も、きっとこの漫画は楽しめます。

この中で誰が好き?

楽しい登場人物品定め

 私は、この漫画、友人に教えられて知りました。で、後でその友人に「『天上の虹』の中で誰が一番好き?」と聞かれました。色々な人物がいっぱい登場してくるので、こういう話を始めると止まりません。

 この友人は、登場人物の中で、どの男性が一番好みか、という事をききたかったようですが、初めその趣旨がわからず、私は女性の持統天皇が一番好き、と答えました。実際、この漫画を読んでから、持統天皇は、私の好きな歴史上の人物の一人。

 でも彼女は悪く言われる事も多いようです。自分の息子を皇太子にするために、姉と大海人皇子の間の男の子を、謀って死なせてしまった、という事をしているので。でも今だって、もちろん殺しは罪だからそれは許されないけれど、大抵の母親は自分の子供に良い人生を歩ませようとして、あれこれと、時には間違った事をしてしまう。

 持統天皇は、女ながら怜悧でいわゆるしっかり者。でもいつの世でも、そういう女の人は男性に愛されにくい。男性は、いつの世も一緒にいて癒されるような女の人が好き。しっかり者すぎる女の人だと、癒されないんですね。

 女帝という地位に上り詰めながら、しかも日本史に登場してくる他の女帝達が、大抵、飾り物に近いのに対して、持統天皇は結構権力を握って自分の考えで政治を動かしたりしている。けれど、幸せそうではない。

 きっと死ぬとき、「やるべき事はやった、やれるだけやった。」とは思えても「ああ、楽しい人生だったなー」とは思えなかったんじゃないかなーなんて。

 他にも魅力的な人物は沢山出てきます。

みんなイケメン?

 そして漫画の害は、もうどの人物も美しく格好よく描かれているので、女からすると、みんなイケメンで素敵な人という印象がしみついてしまう。

 よく医療ドラマをみるとイケメンぞろいの医師達に美人ぞろいの看護師達、(俳優女優が演じているのだから当たり前)「あんな病院あったらいいなー」なんて絶対ない。

 多分歴史上の人物達も全員がイケメンだったなんてそんな事ありえるはずがない。でもそう思っちゃう。そこが漫画の害かもしれません。

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