「風と共に去りぬ」大人のおとぎ話、本て楽しい

風と共に去りぬ

「風と共に去りぬ」今更ながらお勧めするのは読書の楽しさを知ってもらうため

  1. 大人のおとぎ話
  2. レット・バトラーとアシュレ・ウィルクス、どっちの男が好み
  3. ヒロイン、スカーレット・オハラを好きか嫌いか

世界中の女性の心をゆさぶった物語

 私は古い映画がそんなに好きではありません。展開がゆっくりすぎると感じてしまう事が多いし、登場人物の考え方行動が、やっぱり古臭い。

 でも1939年にアメリカで公開され、世界中で大ヒットした映画、「風と共に去りぬ」には夢中になりました。そして映画よりもっと面白いのが、マーガレット・ミッチェルによる原作。

 この作品に心を揺さぶられた人は非常に多く、マーガレット・ミッチェルが亡くなったずっと後に、別の作家が続編を書いています。

↓↓その続編です

 そんなものが所望される程、「風と共に去りぬ」のファンは世界中にたくさんいるのです。

ただ初めに断っておきますが、この作品は、アメリカの奴隷解放につながった南北戦争の敗者、つまりアフリカ系アメリカ人を奴隷としていた南軍側の世界の話なので、その観点から見ると良くない点が多数あります。ただ純粋に一人の女性の物語として読んでほしいと思います。

「風と共に去りぬ」おもしろさ

大人のおとぎ話

美しいお姫様と騎士の話

 小さな女の子向けのおとぎ話って、ほとんどこればかり。

 ディズニーの女の子向けキャラクターを思い出してみてください、シンデレラ、眠れる森の美女。女ってみんな、この手の話が好きなのです。

 でもさすがに、大人になって、白雪姫に夢中になる、という事もない。お話が子供むけすぎ。が、その大人向けバージョンが「風と共に去りぬ」。

 とにかく男にモテモテのヒロイン、スカーレット・オハラ。南北戦争、炎の中から救い出され、超お金持ちのお嬢様から、食べ物にも事欠く貧乏へ。それでも必死に道を切り拓く。

 そして彼女を取り囲む男達の中の筆頭格、レット・バトラーと、アシュレ・ウィルクス。

 美しいドレス、お城のような邸宅、パーティー、ごちそう。幼い頃お姫様物語に夢中になった女性は、きっとこの本が好きになる。

この本で読書のおもしろさを思い出す

 実は子供の頃から本が好きだった私。

 でも中学生から高校2年生まで、全く本を読まずに過ごしました。思春期になり、リアルな恋愛話に興味が向いて、本の事なんて忘れていたのでした。

 で、高校2年生に何があったかというと、友達の家に遊びに行き、彼女の部屋でこの本を見つけたのです。

↓↓見てください。これは私が、その高校生の時購入した「風と共に去りぬ」文庫本の表紙。↓↓

「風と共に去りぬ」文庫本表紙

 この表紙、おとぎ話好きな女性の心を確実にくすぐります。で、読んでみた。まあ夢中になりました。本の続きを読むために学校が終わると速攻で家に帰り、夜は「いくら何でももう寝ないとまずい。」という時刻まで読み続けた。

 この本によって5年間程忘れ切っていた本への興味がよみがえったのです。

レット・バトラーとアシュレ・ウィルクス、どっちの男が好み

 これ、「風と共に去りぬ」を読んだ女性の中で必ず論争になる。

レット・バトラー

 とにかく実力派、野心にあふれ、ハリケーンのような活力。この人についていけば生活苦には絶対陥らない。そうですね、ホリエモンをイケメンにした感じ?(失礼)

アシュレ・ウィルクス

 三越や住友銀行社長の御曹司という感じ。幼稚園から慶応か学習院。どんな高級な場所でもVIP扱いに慣れている。ただし逆境には強くない、でもスマート。

どっちが好みですか?

 面白いのが、これ年齢と共に変わるんですね。

 初めてこの本を読んだ高校生の時は、どっちにも魅力を感じました。

 が、20代半ばになってみると、断然レット。家の財産がなくなったら立ち直れないアシュレなんて、もう全然ダメ。高校生の頃どこが良いと思ったんだろう。それに比べてレットのたくましさ。男はこうでなくっちゃ。

 その頃の私、大学を卒業し、いよいよ完全に自立していかなくてはいけない。そんな時、アシュレみたいな人間は、ただただ「頼りないダメ男」と思える。

 が、40代に入ってある日、また意見が変わっている事に気づいたのです。「レットみたいな男って、我が強いし、こっちの言う事に耳を傾けてくれないから、一緒にいたら疲れそう。」

 人生とともに、経験が増え、価値観も変わっていく。そんな自分に気づけます。

本

ヒロイン、スカーレット・オハラを好きか嫌いか

 とにかく男にもてる。生来の魅力の上に男心を引き付ける訓練も怠りない。最強。恋人のいる男性も、スカーレットに気のある素振りをされると、恋人をほったらかして駆けつける。それをまたスカーレットは楽しむ。悪いなんて思わない。激しい気性。

 でも南軍が戦争に負けて、お金持ちのお嬢様から貧乏のどん底になった後の頑張りには頭が下がる。

 誰も頼れないなら、自力でなんとかしてみせる、と決意して本当に何とかしてしまう。意志力の強さを称賛せずにはいられない。

 でも「優しさ、思いやり」「良心、善良」そんなものが、彼女の中にほとんどないので、本は面白かったけど、彼女は嫌いという人も結構いる。

 実は、先に書いた、「風と共に去りぬ」の続編を書いた女流作家も「私はスカーレットをあまり好きではない。」と言っています。

 でも、高校卒業と共に親元を離れ、何のコネもない世界で仕事をし、離婚して一人で子育て、そんな私は、やはり彼女を嫌いにはなれない。「そりゃあ、頼れる人がいて守ってくれるなら、おしとやかにしていられるでしょうけど、一人で生きていくとなったら。人生はきれいごとじゃない。」

 でも、これもまた年を重ねると共にちょっと変わる。

 実は、もう一人ヒロインといってよい女性が、この本には登場する。メラニー。スカーレットとは正反対。善良で思いやり深い。見返りを求めず他者につくす。自分の損得と関係なく正しいと思う事をする。

 私は若い頃、彼女に何の魅力も感じませんでした。なにせ地味。

 でもこれまた年をとるとともに、もしかしたらメラニーのような生き方が一番幸せなのでは、と思うように。

 幸せって、要は心の平安ではないでしょうか。お金があっても、焦りや嫉妬があれば幸福感は感じにくい。メラニーの生き方こそ、心の平安を得るため一番大切な事なのかもしれない。

人生長きにわたって色々考えさせてくれる

高校生から、40代となった今まで、何十年もの間、色々考えさせてくれる、そんな本も中々ありません。面白い事は請け合います。

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