我が子の歯を虫歯から守りたい 現役歯科医師より

子供を虫歯にさせたくないなら

子供が虫歯にならないと親が楽です

  1. 子供は虫歯が痛いと突然泣き出し、理屈がわからないので泣き止まない
  2. 子供を歯医者へ連れていこうとすると抵抗される
  3. 治療しようとすると更に抵抗される
  4. 時に遠い小児歯科専門医へ連れていかざるえないはめに

 子供が虫歯になり、歯医者へ連れてくと、「もっとああしなさい、こうしなさい。」と、親は歯科医に指導&注意されたりします。で、ちょっとうんざりする。

 子育てはただでさえ大変。歯以外にも気を配らなくてはいけない事がいっぱいある、これ以上何かするなんて無理。

 でも子供が虫歯になると親は大変です。ある夜突然「歯が痛い」と泣き出されたりする、もうお風呂にも入り終わって寝るところだったのに。

 仕方ない歯医者へ連れて行こうと思うけど、大抵の子は歯医者が嫌い、そして歯を削ります、歯ぐきに注射しますなんて言われると泣き出したり、暴れだしたり。

 「ここでの治療は無理、小児歯科専門医へ行ってください。」と言われる事もある。

 家で何か気をつけるだけで、そういう苦労が減るなら、親にとっては何より、じゃないでしょうか。

家で出来る事

家で出来る事のうちそれほど難しくない事を2点あげてみました。

  1. 虫歯菌を子供に移さない
  2. 子供の歯磨き

虫歯菌を子供に移さない

虫歯菌=ミュータンス菌が、虫歯の原因

 簡単にいうとミュータンス菌は口に残った食べかすからプラークをつくりだし、それから酸をつくりだす。このプラークと酸が虫歯の原因。

 歯のない状態で生まれてきた赤ちゃんの口の中にミュータンス菌は存在しません。ではいつどこからミュータンス菌はやってきて子供の口に住み着くのか。ミュータンス菌に感染している大人の口から唾液を伝って感染するのです。

 虫歯のある大人=ミュータンス菌に感染している大人が、赤ちゃんにキスしたり、自分の使ったスプーンで食べ物を赤ちゃんの口に運んで食べさせたり、なんてところから感染するわけです。離乳食代わりに、大人が口でかみ砕いて柔らかくした食べ物を、口から出して赤ちゃんに食べさせるなんていうのもダメ。

周りのおとなも

 でも私は、自分が子育てする時、時々自分の使っているはしで、息子の口の中に食べ物を入れたりしていました。

 言い訳ですが、いや本当に子育ては疲れる。赤ちゃんと一緒に食事をしていて、自分の分は自分のはしで食べ、そのはしを置いて、子供用スプーン&フォークで子供の口に食べ物を入れるというのは結構疲れる。つい自分のはしで、息子の口の中に食べ物を放り込んでしまう。

 が、息子は高校生ですが、いまだ虫歯になった事がありません。それは多分、私の口の中がミュータンス菌に感染していないからです。

 私は元々虫歯になりにくく、最後に虫歯治療したのは小学生の時。その後、歯科医師になったので、歯磨きの仕方もほぼ完ぺき。何十年も虫歯に苦しむことなく生きています。

 そのせいで自分のはしで小さな息子に物を食べさせるなんて歯科医にあるまじき事をしていても、息子の口はミュータンス菌に感染しなかったのでしょう。

 子供の口に大人の唾液を、絶対に近づけないというのは意外と大変だったりしますから、子供の周りの大人が虫歯をきちんと治療し、歯磨きをきちんとする、という状態でいる事も大切かもしれません。

歯磨きペーストをつけた歯ブラシ

子供の歯磨き

大人による仕上げ磨きは大切です

 ミュータンス菌がいなければ虫歯にならない、という原理ではありますが、現在の子供の口の中にミュータンス菌がいるのかいないのか、みてわかるものじゃない。

 だからやはり歯磨きをして、ミュータンス菌の餌となる、食べかすをなくしておく事も大切。

 保健所の検診なんかへ子供を連れていくと、「子供の歯はお母さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。」と言われやり方を教わったりする。

 けど、家でそれを実行しようとすると、子供が泣きわめいて嫌がる、または「自分でやりたい。」といって歯ブラシを親から取り上げ自分で歯磨きしようとする。

 親は思う、「こんなに泣きわめくのを押さえつけて歯磨きなんてかわいそう。」「自分でやるっていうんだから任せよう。」

 はっきり言います、子供は自分でちゃんと歯磨きする事はできません。考えてみてください、大人ですら、歯医者でああだこうだ言われても完璧に歯磨きなんてできない、その歯磨きを、眠くなったからといって泣き出すような小さな子供が完璧にできるでしょうか。

 子供が自分でする歯磨きは、「食事の後は歯磨きをする」という習慣づけのためだけなのだと思ってください。

 「お口の清掃」としての歯磨きは子供には無理。だから1日1回は大人が仕上げ磨きをした方が良い。

歯科医は我が子が泣こうが暴れようが気にせず磨く

 そして、歯科医師で「泣くのがかわいそうだから」とわが子の歯磨きをしないという人は多分皆無だと思います。

 息子も一時期、私に歯磨きされるのを嫌がって泣く時期がありましたが、私は何一つ気にせず、さっさと抑え込んで息子の歯を歯ブラシでせっせとこすりました。

 なぜか。歯科医師は知っているのです。子供の歯の治療がどんなに大変で不完全かを。泣いたり暴れたりするので治療が大変という他に、子供は口が小さいし、あちこちキョロキョロして顔が動くし、開けている口もすぐ小さくなる。仕方ありません。子供ってそういうものです。

 その上、乳歯は小さく、削るとすぐ歯の中の神経がでてきてしまうし、歯の根っこも不完全な形で、大人と比べて完璧な治療が難しい。

 歯科医師はそれを知っている。だから我が子が虫歯治療と無縁であってほしいと、切実に思う。よって我が子が泣きわめこうと全く気にせず仕上げ磨きを敢行する。

 泣きわめく子供に無理やり何かをするのって児童心理学的にどうなのかわかりませんが、でも1日1~2分だけ、泣きわめく子供を押さえつけて歯磨きしたからといって、子供の性格がゆがむという事も無いように思うのです。どうでしょうか。


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