保険治療と自費治療どっち?歯科治療できかれますよね

保険治療と自費治療、現役歯科医が説明

医療の中の保険治療と自費治療

日本人のほとんどが、国民健康保険か社会保険に入っていて、医療を受ける時は、医療費の全額でなく何割かを支払えばいい事になっている。

これって世界的にみると珍しいみたいですね。

保険治療の特徴は

  1. こういう病気の時はこういう治療をしてもいい
  2. 各治療の料金
  3. 治療で使える検査方法、薬、材料

が全国統一で決まっている事です。

①こういう病気の時はこういう治療をしてもいい

この病気にはこの治療と決まっていて、そこから逸脱するものは認められない。

「この症状には、ひょっとしてこういう治療がいいんじゃないかなー」と実験的な新しい試みをしたくても、保険で認められていない場合は、ダメ。

保険治療をしている医療機関では、毎月、各患者さんについての保険治療の内容を審査機関に提出し、決められたとおりの治療を行っているかチェックを受けます。

②各治療の料金

例えば、歯を抜くのは、奥歯の場合、前歯の場合、乳歯の場合、と区分けされて決められています。日本全国どこで抜いても同じ料金。

「うちは、患者さんの恐怖感をやわらげるために、特別なアロマを使って、それから麻酔の注射が痛くないよう、特別な方法をとっている、だから抜歯でもっと高い金額を請求したい」

のであれば、保険ではなく自費治療として、患者さんにお金を請求する事となります。

③治療で使える検査方法、薬、材料

例えば、歯の治療で、虫歯を削って詰め物をする場合、「これとこれなら、詰める材料として使って良い」と決まっています。検査や薬も同様。

それ以外の、材料、薬を使いたい、検査をしたい、そういう時は保険ではなく自費治療として、患者さんにお金を請求する事となります。

どっちがいい?もちろん自費治療の方がいいけれど

  1. 美しさを求めたいなら自費治療
  2. 材料はもちろん自費治療がいい
  3. 自費治療→金額高い→歯科医師も歯科技工士も緊張する→慎重になる
  4. インプラントはすべて自費治療
  5. でも下手な歯科医師の自費治療より、上手な歯科医師の保険治療の方が良い

①美しさを求めたいなら自費治療

保険治療の目的は、病気を治して健康になる事。美しさの追求は認めてくれません。

口の中の事で言えば、取り合えず物を食べられるようになる事、そのための治療なら保険がきくって感じです。

なので「笑った時金属の詰め物が見えるのいやだから白い詰め物にしたい」「前歯は特によく見えるから、本当に自分の歯のようなキレイなかぶせ物をしたい」「笑った時、感じが良いように歯並びをなおしたい」

そういう希望をかなえたかったら自費治療、という事になります。

②材料はもちろん自費治療がいい

今は科学が進んでいる。硬くてきれいな材料、口の中に入れていても違和感のない入れ歯の材料、そんなものが色々ある。

でもそのすべてが保険治療で使用可能なわけではありません。保険治療の目的は「とりあえず、物を食べられる事」です。

白い歯

③自費治療→金額高い→歯科医師も歯科技工士も緊張する→慎重になる

もしかしたら、これが自費治療の一番の長所なのかもしれません。歯科の自費治療、した事ある人はおわかりでしょうが、かなり高い。

当たり前ですが、そんな高い金額を支払う患者さんは、治療の良し悪しにシビアになります。

クレームをつけられないように、歯科医師は緊張し慎重になります。

そして、歯科医師が型取りした患者さんの模型から、つめ物や入れ歯を実際につくる仕事をしているのは歯科技工士という資格を持った人達ですが、自費治療の物を作るのは、熟練した上手な歯科技工士。

専門学校を卒業したての新米歯科技工士が自費治療の物を作るという事は、まずありません。

裁縫、大工仕事、物つくりはなんでも、上手な人と下手な人では、作った物の出来具合が相当違う。歯科技工士も同じなのです。

④インプラントはすべて自費治療

歯のインプラントとは、歯を抜いた所に、歯に代わる人工物を手術で埋め込んで新しく歯をつくる技術です。

↓↓でも詳しく書いています。これはすべて保険のきかない自費治療です。

歯のインプラントはこわい?

https://renagarden.com/kenko-inplant/

⑤でも下手な歯科医師の自費治療より、上手な歯科医師の保険治療の方が良い

「そうか、じゃあ、お金があるなら自費治療にしとけばいいって事ね。」ところが100%そうとは言い切れない。

これって、どんな分野でも同じじゃないかと思います。資本主義社会では、お金をだした方が良い物を得られる、でもお金を出したからといって絶対に良い物を得られる訳ではない。

良い歯の治療がうけられるかどうか、それは実は歯科医師の技量にかかっています。「美しさ」という点の追求では、使う材料が大きく関係してくるので保険治療は、自費治療に勝てない。

でも、その後治療した歯が末永く調子よく使えるか、という機能的な部分では、歯科医師の技能の良し悪しが、物を言います。はっきり断言できますが、

「下手な歯科医師の自費治療より、上手な歯科医師の保険治療の方が良い」

です。

結局行きつく先は同じ

資本主義社会では

より良い物を追求するとお金がかかる。

でも高いお金をとられて実はダメなものを押し付けられる事があるので、要注意。

見る目さえあれば、お金を山のように積まなくても良い物を得られる方法がある、ただし本当に見る目がないとダメ。

どんな分野でもそうですよね。歯科治療の世界でも同じなのです。


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